2019年12月3日火曜日

「幼子キリスト生まれる」ルカによる福音書2章1節〜7節

「幼子キリスト生まれる」

ルカによる福音書2章1節〜7節

12月最初の礼拝でした。

岐阜教会では、聖餐式の後、クリスマスに向けてのメッセージが始まりました。
お時間がございましたら是非ビデオの方もご覧になってください。



メッセージは著者ルカのお話から始まりました。

ルカは医者であり画家だったのですね!
史実に基づいた聖書を書いていったそうです。

さて、聖書のお話です。

1節では「その頃、全世界の住民登録をせよという勅令が・・・」から始まります
世界で最初の住民登録です、この頃の住民登録には何年もの時間かかったそうです。
住民登録をするために、イエス様の両親。ご存知でしょうが、ヨセフさんとマリアさんです。
彼ら二人は、ナザレという町で出会ったのですね^^
ヨセフさんはダビデ王様の直系の子孫ですが!お金持ちではありません。
ナザレという町に出稼ぎにでていました。
そこで知り合ったのがその町の娘さんマリアです。
マリアさんとは年の差カップルでした。

マリアさんは結婚する前にイエス様を妊娠しました。
当時そのような女性は
不道徳な女として、石打ちの刑にあってもおかしくない状況です
ヨセフさんは状況をしっているので、それを阻止しなければならない
ですので、常にそばに置いておく必要があったと言います。
聖書にある「いいなづけの妻マリア」とあえて書いてあるのは、その意味合いがあるのです。

ベツレヘムに着いた頃マリアさんは
もう赤ちゃんが生まれそうになります
ところが宿が取れず、赤ちゃんを産むのに家畜小屋のような場所しかなかったそうです。
今では考えられませんね!
赤ちゃんが生まれる経験をした方はわかると思いますが
妊娠してから産婦人科に行ってなんども検査して、大事に大事にします
もうすぐ生まれそうになると病院に行って綺麗な部屋に案内され、
陣痛が始まると、もう何人ものスタッフが一つの命のために尽くします。
当事者のお母さんは初産なんかだと大変ですね^^
大変な思いをして赤ちゃんを産んで
産声をあげるとへその緒を切って、体重や生まれた時刻が記録されます。
赤ちゃんを綺麗にしたらお母さんの枕元へ
そうやって私たちも生まれてきました。

ところがそれが馬小屋みたいな場所しかなかったのです
ベットは飼葉おけといって家畜のごはん茶碗です(笑)
そこで神の子イエス・キリストは生まれました。

さて、神の子として生まれた割にはなんでこんなに貧乏なのでしょうか

聖書にはこう書いてあります
「宿屋には彼らのいる場所がなかったからである。」
言いかえれば「世間にはイエス・キリストの居場所がないからです」

黙示録320節にはこう書いてあります
「みよ、わたしは、戸の外に立ってたたく。」
実は、イエス様は今も外に立って戸をたたいているのです。

今日の礼拝では、聖餐式がありました。
聖餐式とは、イエス様が十字架にかかって苦しまれた事を忘れないため
繰り返し行っていることです。
なんのために十字架に架けられたのか
それは、私の罪のため、かわりに罪をかぶって処刑されました。
それを受け入れるなら、あなたの罪は赦される。

そう言って今もイエスは戸をたたいています。
どうかその声に耳を傾けてください。

クリスマスは、ケーキを食べる日でも
サンタさんがプレゼントを持ってくる日でもありません。
救い主イエス・キリストがこの世に生まれた誕生日です(^^)


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