「野原の羊飼い」
ルカによる福音書2章8節~18節
クリスマスに向けてのメッセージが続いています
今日で2回目になります
クリスマスって何でしょうか
私たちの教会は確かに人数の少ない小さな教会ですが
そんな事はどうでもいい事で
大切なのはこの時期、イエス様がお生まれになった事を
「クリスマスおめでとう」と言ってお祝いをする
イエス様がお生まれになったその意味を
ちゃんと知る事がもっとも大切な事だと思います。
今日のお話のタイトルを「野原の羊飼い」としました
聖書を読むと「イエスが救い主として生まれたよ~」というメッセージを受け取ったのは
夜中に野原で羊の番をしていた羊飼いたちです。
羊飼いというのは当時、下層階級と言っていいくらい貧しい暮らしの人たちでした。
そんな彼らに御使が現れ、次には天の軍勢が現れたと書いてありますから
もう大変な驚きでしたでしょう!
さあ大変だ
早速彼らは御使の知らせを見にベツレヘムに行って
それが事実だったと確かめたのです。
これが世界で最初のクリスマスです。
ところで、なぜ貧しい暮らしの羊飼いに神様のメッセージが届いたのでしょう。
ちょっと難しい話になるのですが
神様と人間の関係は、ちょうど羊と羊飼いの関係と同じなのです。
羊飼いの群れにいる羊は、なんの心配もなく暮らす事ができました。
ところがそれに背いた羊がいるのです
とんでもない羊ですね!(笑)
でもそれが私たち今の姿です。
残念ながら私たちは神に背き、好き勝手に彷徨っている羊なのです
その迷いでた羊を神様は探してくれている
こうしてこの文章を読んでいるあなた
じつはもう神様に見つけられているのかもしれない
神様が探し求めている羊でもあるのです。
野原にいる羊飼いに話を戻しましょう。
彼らはなぜ神の声を聞く事ができたのか
想像してみてください
ある晴れた夜 羊飼いが野原に眠る羊の群れの番をしています
見上げれば星空に、まずしい彼らは何を思うでしょう。
一方裕福な人は街にいます
贅沢な暮らし、眠らない街
毎日めまぐるしく忙しくて、それでも一生懸命生きていたり
おおよそ羊飼いとは懸け離れた生活ですね
御使の知らせに気がつくのは
やはり羊飼いだったのではないでしょうか。
私たちの生活はどちらでしょう
クリスマスは、会社のパーティーや
サンタクロースのやって来る、恋人や家族のものでしょうか
キリストの生まれた本当の理由を知る
今年はそのようなクリスマスをお迎えしませんか?(^^)
0 件のコメント:
コメントを投稿