2019年最後の礼拝です
マタイによる福音書25章19節~23節から
「すべての事に感謝せよ」というテーマでお話します。
マタイによる福音書では、3人のしもべが出てきます
彼らの主人がたびに出る時、財産の一部を預けます
ある人は5タラント、ある人は2タラント、またある人は1タラントです。
2タラント5タラントを預かった人たちはそれぞれ、
そのお金を資本に仕事をします。
帰ってきた主人にそれらを報告すると
金額の多い少ないに関わらず「よくやった忠実なしもべよ」と褒められます。
彼らは小さなことに忠実だったので、
「更に多くの財産を管理させよう」と主人からの信頼を得ました。
タラントとは私たちに与えられた能力の事です
ある人には優秀な計算能力や発明だの開発に十分な能力が与えられています
またある人には、計算能力はないけど足がある、手がある。
そしてある人には、人を思いやる気持ちがある。など、色々な能力(タラント)があたえられています。
聖書には随所に「働く」が書かれています。
人は働く事が決められました
余談ですが、アダムとエバがエデンの園を追放された時から
人は額にあせして仕事をしなくてはならなくなりました。
働くことは神様に喜ばれることでもあります。
もっとも仕事の内容によっては駄目な場合もあります(笑)
それ以外でしたら、人はどんな仕事でもいいのです
ただ、仕事に対してとにかく一生懸命やること
世の中では結果が求められることが多いのですが、
聖書にはその過程が大切だと説いています。
例えば、テサロニケ人への手紙第1では(5章16節)
いつも喜んでいなさい。とあります
もし私たちが経営者だったとして、従業員を雇います。
もちろんその人の売上を評価して、それに見合う給料を支払います。
複数の従業員が居たとして、みんな同じだけの売上(結果)を出したとします。
その時の働く態度が、喜々として働いている人とふてくされて働いている人
結果は同じでも評価は前者の方ではないでしょうか
更に今後事業が発展した時
大きな事を任せる時に、経営者のあなたはどう考えるでしょう。
経営者の立場である神様は
結果はどうであれ喜んで仕事をしている人、サボらずにこつこつやる人
そのような人をもちいて、更に大きな事をお与えになるのです。
さて、福音書にはもうひとりのしもべがいました。
1タラントを預かった人です。
この人は事業が失敗するのを恐れて、預かった物を大事に隠しておきました。
主人が帰ってきた時そのままお返ししたのです。
すると主人は「なぜそれを銀行に預けなかったのか」と言います
預けていたら利子がついたのですね!
これらは仕事に限ったことではありません。
例えば勉強や家事にも同じことが当てはまります
いつでも喜んで勉強して、絶えず祈りながら掃除をして
すべての事に感謝できたのなら、それはなんと素敵な生き方ではないでしょうか?
与えられたタラントを活かすこと
それは神様が「よくやった、忠実なしもべよ」と喜ばれることです。
**********************
岐阜神愛キリスト教会では
毎週日曜日
午前10時30分~聖日礼拝
毎月第2・第4日曜日
午前9時50分~こどものための聖書学校
が行われています。
〒501-6002
岐阜県 羽島郡岐南町 三宅2-121
058-245-0361
**********************
0 件のコメント:
コメントを投稿