2019年9月9日月曜日

ルカによる福音書10章29節〜39節「強盗に出あった人」

98日の礼拝では「強盗に出あった人」というメッセージでした。

聖書では「善きサマリア人」として有名な箇所です。


その前に!
ここでは六つのキャラクターが出てきます。
お話の順に
ある人・・・・エルサレムからエリコに向かっていた人
強盗・・・・・その人を襲った人
祭司・・・・・エルサレムの神殿に使える偉い人
レビ人・・・・神様の言いつけを守り、忠実な人
サマリア人・・上記の人たちと歴史的に険悪な人(話の中では地位のある行商人)
宿屋の主人・・行商人は、宿屋の上客であると思われ、主人は絶対の信頼を置いている

これらの人たち、サマリア人を除いては全てユダヤ人だと思われます。
そのユダヤ人は、なぜサマリア人と仲が悪いのか。それは動画の中でも説明されています。

元は同じ民族でしたが、ある時一部の人たちは敵国の捕虜になってしまいます。
彼らは、歴史の中で敵国の国民と結婚してしまい、
正当なユダヤ人ではなくなってしまいました。(血筋的に)
そして、純血じゃ無い人々をサマリア人(サマリア地方の人)として蔑んでいたのです。

ルカによる福音書1029節~

しかし彼は、自分の正しさを示そうとしてイエスに言った。
「では、私の隣人とは、だれのことですか。」
イエスは答えて言われた。
「ある人が、エルサレムからエリコに下る道で、強盗に襲われた。強盗どもは・・・

と続くのですが、最初に書かれている「彼」は、とても聖書に詳しく忠実な人
聖書では、律法学者やパリサイ人が登場するのですが、ここでは律法の専門家と書いてあります。もしかすると彼は弟子の一人かも知れませんね(^^)
いずれにせよ彼には聖書に対する自信とプライドがあったようです。もしかするとイエス様以上に聖書の知識はある!という自負があるのでしょうか、25節には「ある律法の専門家が立ち上がり、イエスをためそうとして言った。」とあります。

でも結局そのプライドは打ち砕かれ、あなたの敵を愛しなさい。
という聖書の基本を教えられるのですね。
そう言う所を克服し、神様の前では同じ人間(同じ罪人)なんだという意識を持ちなさい。

となるのですが、今日の岐阜教会では、すこしアプローチを変えて

強盗とは、私たちの人生に降りかかる災難。その辺りから話が進んでいきます。



強盗とは、例えば私たちに降りかかる災難
人生において、私たちは様々な災難にあいます。
時にはこの強盗にあった人のように、立ち上がる事も出来ない状態になるかも知れない。
あなたはだれかの助けが必要なのに、誰も立ち止まってくれない。
そのような時にあなたを助けてくれるのは、イエスキリストしかいないのです。

今週の聖句は詩篇62:8
民よ。どんなときにも、神を信頼せよ。
あなたがたの心を神の御前に注ぎ出せ。
神は、われらの避け所である。

もしあなたが、いま疲れてるのなら、いま強盗にあった人のように立ち上がる事が困難なら
神を信頼して、あなたの心を注ぎだして神に祈りましょう
神様だけが、私たちを癒されるからです。と聖書には書いてあります。

今日も明日も一緒に祈っていきましょう!

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